300 名前:186で〜す 投稿日:2005/03/27(日) 02:27:33 ID:2P7ipC2E
230さんの「一般的に人間は 利益は早く確実にしたい、不利益の確定はできるだけ遅くしたい傾向にある」。
そう、まさしくプロスペクト理論。

で、ボロ負けこく個人投資家は言い換えると「ショボイ利益を確定し、損が出たら現実から目を背けてしまう」という「人間の基本的防衛反応」なわけだ。
”人間の基本的防衛反応”というのがミソやねん。
防衛反応というのは過度のストレス反応で、”生きるために必要な心理的な防御機能”なのね。
つまり、相場では普通の人間は「必ず負けてしまう」ってことなのよ。
この防衛反応が価格・確率というものに正しい 判断を下すことを邪魔してしまうわけよ。

ということはどういうことかというと「勝ち続けるためには、まともな人間が生まれながらに持っている防衛機能を放棄しなければならない」ということなのね。
そして”マーケット型人間”となったときに初めて、”普通のまともな人間”の個人投資家達の屍を乗り越えていけるってわけ。

投機いう言葉の語源は「機々投合」という禅の言葉からきている。禅はそういった人間の一切の防衛反応を排除する修行なのね。
投機というものが、どんなに崇高なものか分かる?

結論を言うとね、「働くよりきつい世界」だからね。
何度かはストレスで血を吐くこともあろうよ。
それだけ、価格というものに人間は反応してしまうんだな。



301 名前:186で〜す 投稿日:2005/03/27(日) 02:46:09 ID:2P7ipC2E
相場の世界が甘っちょろいところじゃないということを、もうひとつお教えしましょう。

まじめにこの世界、ノイローゼ、欝、自殺に精神崩壊する人が多いんだな。
なぜかというと、さっきのその防衛反応やねん。

連日、連日、価格の恐怖に晒されてまともでいられないところに、最期通告「追証&破綻」というものを突きつけられる。
で、本当は別に精神崩壊をするほどのことでもないんだが、「瞬時に失う」という恐怖と失望は人格を完全に破綻させる。

俺は100億の損を作ったら自殺する価値があるとは思ってるが、100万程度の資金を瞬時に失ってしまって自殺してしまった人を知ってる。
普通に考えれば100万程度と思えるのだが、相場で瞬殺されるときのショックというものがケタはずれの破壊力を持ってるのよね。それが価格への恐怖というもの。

まともな人間が耐えられるはずがない。しかし、勝ち続けるには耐えなければならないか「恐怖を失ったソルジャー」になるしかないんよ。
実際のところ俺には恐怖感というものが薄くなってしまって、困ってる。

先物、オプション、株式、信用と、恐怖という恐怖を味わったあげく、麻痺してしまったのか何も感じない。
感じないものだから、目先の価格の動きに振り回されない。

こんな人間になりたくなかったら、普通に働いて「貯めた資金で、バリュー投資をして、株価などほとんど見ずにたまにキャピタルゲインが増えたのを見て喜ぶ」。これに限る。

5枚上下板を毎日見て相場張ってたら、間違いなく”ぶっ壊れる”よ。

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